「デザインがしたい」
これが私が建築に進む事になった
始まりでした。

私は父が工務店をしていたことから、
家の隣の倉庫にはノコギリや釘、スコップや型枠・ケヤキの地板などがあり、建築にまつわる色々な遊具に囲まれて育ちました。
父が車から工事中の建物に熱い視線を送る姿を見て、何故か自分も物作りをしたいと思うようになったのは自然な流れからでしょうか。

建築学科のある大学を目指し、デザインが好きな私は意匠設計を選び、就職先は建築設計事務所となりました。
設計事務所に勤めた10年間は私にとってかけがえのない時間となり、お客様が描かれているイメージのもと、プロジェクトを完成させるために多くのプロフェッショナルに支えられて感動を共有できました。

33歳で建築設計事務所を開設し、お客様にも恵まれ9年間作品作りを行うことができました。でもビジネスを知らない私にとって設計事務所の運営はとても難しいものでした。

そしてさらなる修行を求めてたどり着いたのが、国内最大手企業の設計部です。ちょっと、ここでは今までと違ったアプローチになった事が、今現在とこれからの私自身の設計スタイルとなりました。

色々な関係者にヒアリングをする。必要な空間をコストを抑えて提案する。様々な用途の建築の機能を学ぶ。多様な設計のプロフェッショナルがプロジェクトを支え、責任分解点を明確にし安心安全を提供する事の重要性。
提案内容の法適合や、設計と工事スケジュールの確実性など、根拠をしっかりと押さえた建築提案は魅力的で競争力があります。

これらにより私は数多くの幸福を作り出せる事ができる「建築の将来性」を改めて体全身で感じ、2018年に再び建築設計事務所を開設し、信頼できる多くのパートナー企業と共に設計チームを構成し、プロジェクトを推し進めています。

「お客様にできる事」ここをとことん追求していき、ひとりでも多くの方に
満足して頂けるように努力いたします。
便利で安全で、穏やかで豊かな空間や街並み、お客様に必要な空間を創造します。